貸し倉庫は預ける荷物によって適した場所が変わる

長期的に預ける場合は倉庫の環境を確認

家を建て替える際に不要な荷物を預けたり、海外に一時的に留学または転勤により、家を解約するので、その間荷物を預けたいという目的で貸し倉庫を借りる場合、預ける荷物はかなりの期間、倉庫に預けっぱなしになります。長期的に荷物を預けるのであれば、倉庫の場所が住んでいる場所から多少遠くても、また保管費用が多少高くなっても、「倉庫環境がよいところ」を選んでおいたほうが良いでしょう。出し入れが1回だけであれば、この問題はそこまで気にはなりません。それよりも長期間放置することになるので、荷物を預けている間のトラブルが起きないようにする必要があります。換気などがきちんとされていない貸し倉庫だと、例えば預けている毛皮のコートにカビが発生して台無しになってしまう可能性もあります。貸し倉庫はあくまでも荷物を預ける場所を提供するだけなので、荷物の状態の保証はできません。

車を持っていない人は運搬サービスがあるかを確認

東京の都心部や大阪市の繁華街などは、公共交通機関が充実していますし、道路が常に混雑しているということもあって、公共交通機関を利用したほうが目的地に時間通り行けるということもあって、近年は自家用車を所有しないという人も出てきました。そういった人で貸し倉庫を利用することを検討している人は、配送サービスがあるかどうかを確認するようにしましょう。大々的にアピールしているところは少ないですが、多くの貸し倉庫会社では配送サービスを実施しています。特に荷物の出し入れを頻繁におこなうのであれば、配送サービスは半ば必須です。

物流は、荷造りや運搬作業を担当する会社だけでなく、多くのトラックドライバーによって支えられています。